今、子供を取り巻く環境が変化し心が穏やかでない子供が増えています。昔より便利になって豊かになった反面、子供たちが受けるストレスも高くなっています。日本の子供たちは、自己肯定感が世界と比べると低いこともデータとしてあります。
いま求められているのは自分の道を切り開いていく力,家庭での子供との関わりです。
子供の成長過程に合わせて親が関わり方を変える
口を出しすぎず自分でやる場面、自分で判断する場面を増やしていくことが大切です。子供のためにも私たち大人のためにも自律する機会を作りましょう。とはいえ、突き放すのではなく子供にとっての良いタイミングを見極め、周りの大人の関わり度合を決めてください。
そのためには、家での会話がとにかく大切です。
また、子供に自分の考えを口に出す練習をしましょう。これは、自分の考えに責任が持てたり、自分に自信や柔軟性を持つことができます。ここで親が横入りしてしまうと、自分で考えなくなってしまいます。横入りしたくなってしまいますが、待って考えを聞きましょう。(私が最も苦手な事です^^;)
子供のできない部分に目がいきがち、、、
私たち大人は、やらなければいけないこともたくさんあり毎日時間に追われて生活しているので余裕がなく、子供のできない部分にばかり目がいってしまいます。SNSが普及し、「○○ちゃんはできるのにうちの子はできていない」と悩むママも多いようです。
客観的に見て子供の良い部分、得意な所を見つけて伸ばしていくことで精神的にお互い楽になりストレスも減ります。一緒に成長していくことが大切です。
すぐ「無理!」「できない!」と言う子へのアドバイス
すぐに「無理!」や「できない!」という子は、何をしたらいいのか、どうやってやるのかが分からない、なんとなく言っていることが多いようです。いつもやれるのに「無理!」と言われると疲れてしまいますが、まずは何が無理と思うのかを聞いてみてください。その中で少しずつできる所から始めてみたり、やることを書き出してみると良いです。
うちの子は学校の宿題を始めるとすぐに「無理!!」と言って癇癪を起していました。原因は色々あると思いますが、できる所から一緒に取り組んでみることにしました。少しづですが、癇癪を起こさず始めることができるようになりました。
あれこれ心配することもありますが、子供と一緒に挑戦したり取り組んでみるのが一番です。
子供に強く育ってほしい
子供に強く育ってほしいのなら親が強くなる必要があります。親が目標をもって楽しく学ぶ続ける姿を見せることによって、子供も同じように前向きになります。子供は親のことを私たちが思っているよりもよく見ています。
「強くならなきゃ!」は ✖
強くはすぐなれません。子供の気持ちを受け入れ、認めることが大切。親が強さを培うことができる環境を整えるべきです。
子供たちは自分にはちゃんと味方がいる!とわかっただけで心強いし、力が湧いてきます。自己肯定感も上がります。「自分は自分!」「他人とは違う!」そう思えることが強さです。
困難を乗り越えた経験が自分への自信につながる一歩、人として強くなる一歩になります。
そのために、親や周りの大人たちが一緒に成長していく環境を作りましょう。
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